2016年12月12日月曜日

BOSE QuietComfort 35 と QuietControl 30 を比較

最近電車に乗る機会が増えてきました。

僕は昔から乗り物酔いが酷く、車内で本やスマホを触ると短時間の移動でもすぐに酔ってしまいます。船なんてもってのほかです。飛行機も水平飛行になるまでは必死で耐えてます。VRもすぐに酔ってしまい、どうやら古い人間のようです。残念。
自分で車やバイクを運転している時は全然酔わなんですけどね~。

というわけで、移動中には音楽やPodcastを聞いて気を紛らわそうと、そこでノイズキャンセリング機能のついたヘッドフォンやイヤフォンに興味が出てきた次第です。

ヘッドフォンを常用してる人で雑音の中で会話が聞き分けづらいのは難聴の可能性

このブログを読んで、耳をいたわるためにも出来るだけちゃんとした製品の方がいいだろうなは思っていました。ちょうどいいタイミングでBOSEから新製品が出たという事で、BlueTooth対応のヘッドフォンタイプ QuietComfort35(通称QC35)、そしてイヤフォンタイプのQuietControl30(通称QC30)をお買い上げ。結構高い買い物で、QC35は約4万、QC30は約3.5万となかなかのお値段です。

結論から言うとほんとにね、値段の価値あります。マジで買ってよかった。

製品のレビューについてはたくさん記事も出ているのでそちらを参考にしてもらえればいいかなとということで、ここではどちらとも試してみてどうか、という視点でレビューします。

装着感・つけ心地について

まずはQC35。フィット感はとてもよく、頭が痛くなるような事はありません。他社製品で締め付けが強い製品もありますが、QC35については圧迫感や締め付け感はほとんどありません。非常に優しいつけ心地です。暑い時期はどうかわかりませんが、秋から冬であれば耳が蒸れたりすることはないと思います。ただ、やはり若干ですが頭が重たくなります。また、髪型の崩れを防ぐ為にヘッドフォンの上部を後頭部側に持っていって装着するような事はこの製品では不可能です。締め付けが弱いのと、イヤーカップの形状的に無理でした。

一方、QC30も非常にいい装着感に優れてました。まず前提として僕は今まで使ったイヤフォン(オープン、カナル)は全て例外なく右耳だけスッポ抜けるという耳の形の持ち主でした。イヤフォンつけて歩くとまず間違いなく10歩に1回はスッポ抜ける。それもあってイヤフォンタイプは僕は一生つける事は出来ないのだと諦めていたのですが、一か八かでQC30を買ってみましたが感動しました。全く外れません!個人差があるところなのですが、このイヤフォンの形に感動してしまいました。また、首のところに常にコントローラがかかってるわけですが、これも全然気になりません。

と、ここまではなかなか甲乙つけがたいのですが、装着した状態で歩いてみると結構違いが出てきます。

まず、QC35を装着して歩いてみると、自分の足音の振動が耳の中に響いて来ます。これが地味に気になります。もちろん忍び足状態だと振動の音はしませんが、常にそういう歩き方をするわけにもいかないですね。オフィスで装着したままお茶を取りに移動するとか、そういった時にとても気になります。これは構造上仕方ないかもしれませんが。

この点はQC30は構造が違うのでそういった音は全く入ってきません。また、来ている服にもよるかもしれませんが、タッチノイズもほとんど感じません。とても快適。

というわけで、移動中の装着をメインにするなら、QC30の方が快適だと思います。恐らく製品の名称がComfortとControlで違うのもその辺かなと。QC35は装着して動かない環境で使用する場合は非常に快適です。

ノイズキャンセリング効果について

これは両者製品で気になる方も多いのではないでしょうか?
QC35は常時オート設定のみ、QC30はノイズキャンセリング効果を12段階でマニュアル設定出来ますのでQC30側はノイズキャンセリング効果をMAXに効かせた状態で比較してみました。

結論としては、両者同じくらいノイズキャンセリング効果がありました。もちろん、より静かなのは当然ヘッドフォン型のQC35です。ただ、聞き比べないとわからないレベルです。QC30も相当静かです。

例えばオフィス内ですと、空調の音とかはQC30だとほんの微かに音は聞こえますが、QC35だともう全く聞こえなくなります。電車に乗っている時も、QC30の方がほんの僅かにノイズ音が大きいと感じます。でも本当に聴き比べないとわからないレベルです。そのくらいの違いです。QC30は密閉されてないにもかかわらずノイズキャンセリング効果は非常に優秀だと思います。また、両者ともに更にこの状態から音楽を流すともう全然気にならなくなります。

僕の耳で判断出来た事はノイズキャンセリング効果自体はどちらも同じくらい強力で、あとは密閉型かそうでないかで、耳栓的に遮断効果が高いかそうでないか、の違いしかないです。

どうしても絶対的無音を楽しみたいのであればQC35がオススメです。電車内では完全無音は無理でしたが、オフィス空間であれば完全無音になれます。

結論

どっちも買いましょう。
自身が安定してる状態(座ってる等)ではQC35, 自身が不安定な状態(歩いてる等)状態ではQC30がベストマッチということがわかりました。どちらも買おうか迷ってる皆さんの背中をそっと押して、終わりたいと思います。

おまけ

諸々満足なのですが、欲を言えばこれで音質がSONY MDR-CD900ST同等であれば最強でしたね。BOSEはちょっと低音がきつく感じるかな。

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